ということで何年か前の記事に追記していきます。
歴代のカードになったボスゴドラのカードたちを振り返ります。
あけましておめでとうございます。
また2ヶ月ほどあけてしまいました。
今年はもう少し頻繁に更新できたらいいですね。
今回は、明日発売の【フルメタルウォール】でボスゴドラが新録されるということで、歴代のポケカのボスゴドラを振り返ろうと思います。
注意
- 気づいたら4000字を超える長文になってしまいました。結構読むのに時間かかると思うので気をつけてください。更新したら6000字を超えました。
- 年代順です。
- 公式サイトに載っていないものと、公式サイトで画像が粗いボスゴドラは手持ちのカードを撮ったもので対応しましたが、スマホのカメラの都合上ゆがみが発生したり、ブレたりしているものもあります。ご了承ください。
それでは見ていきましょう。
最初のボスゴドラは、2003年1月31日に発売されたADV第1弾に収録されています。
この頃はパックが11枚入りで300円でしたね。そしてR以上が確定でした。
イラストレーターは、今でもTAG TEAM GXのイラストなどの多数のイラストを担当されている、有田満弘さんです。
強気な表情がたまらないですね。
ワザの方を見ると、早速コインを投げたがっていますね。この頃からだったのか・・・
2番目のボスゴドラは、2003年4月18日発売のADV第2弾【砂漠のきせき】に収録されたボスゴドラexです。
このカードが俺の初めてのポケカのパックから出てきたんですよね。運命でした。
なんだこのかっこよさは、と。一目惚れですよね。ここからすべてが終わり始まりました。
イラストレーターはコイケヒカルさん。ポケカのアートコレクションのアーティストファイルに載っていませんでした。
Googleで検索しても詳細が出てきません。情報募集中です。
ワザは少し使いづらそうです。当時は集めていただけなので詳しいことは分かりませんが・・・
今カードリスト見てきたんですけど、この弾にココドラとコドラ収録されてないんですね。
つまり人気ポケモンだからexも収録しようということだったのかも!?
3番目のボスゴドラは、2003年10月24日発売、【構築済みデッキ マグマ団ハーフデッキW】に収録されたマグマ団のボスゴドラです。
このカードがなかなか見つからなくて、twitterで嘆いたら一瞬でオタクが譲ってくれてめっちゃ感謝しました。
このボスゴドラはデッキに2枚収録されていて、1枚はキラ仕様で、背景がキラキラしています。(画像はキラの方)
このボスゴドラは唯一タイプを2つ持つボスゴドラのカードです。闘と悪、バンギラスか?
イラストレーターはスギヤマヒロミチさん。ゲームのクレジットには載っているそうです。
この色合い大好き。このカードを複数持っていたならGXマーカーに使ったと思う。
ワザは・・・またコイン投げてますね。下ワザは後述のマグマ団のボスゴドラにも受け継がれています。
このデッキのグラードンたちが世界を制したとか。ボスゴドラは・・・どうだったんでしょう。
ADVは以上の3種類です。1年間で3種類もボスゴドラが出ていたなんていい時代だったんですね()
4番目のボスゴドラは2005年6月30日に発売された【まぼろしの森】に収録されました。
このボスゴドラもオタクに恵んで貰いました。ありがとうございました。
イラストレーターはナカムラヒサオさん。調べても議員しか出てこなかったのでこちらも情報募集中です。
角と顔のバランスがお気に入り。
ワザは無色以外に2色を要求、更に特殊エネで追加効果とかなり癖が強いものですね。
5番目のボスゴドラは2006年3月10日に発売の【きせきの結晶】に収録されたボスゴドラexです。
イラストレーターは植田涼さん。2003年からポケカのイラストに携わっていらっしゃる方です。
今の公式絵に近い、頭頂部からがっつりカーブの入る角を描かれています。この角の感じ個人的にはそんなに好きじゃない
このボスゴドラexの特筆すべき点はなんと言ってもポケボディー(今でいう特性)。たねポケモンが何もできなくなります。
今度のボスゴドラにこの特性ほしかった。
ワザもなかなかの火力。エネルギーは相変わらず重いです。
ここまでがポケモンカードゲーム。ゲームでいうとFRLGのあたりです。
ここから先はDP以降のカードなので、公式サイトから画像をお借りできますが、一部の画像が荒いため写真を載せているものもあります。
6番目のボスゴドラは2007年3月2日発売の【湖の秘密】、DP2で収録です。
イラストレーターは斉藤コーキさん。SMでもイラストが使われていますね。
ぽってりとした姿がキュート。俺も引っ掻かれたい。
ワザに書いてある特殊鋼エネルギーが懐かしいですね。
DPはこの1種類のみ。シンオウ地方のポケモンに枠を譲っている印象です(それはそう)。
7番目のボスゴドラは2007年7月5日発売の【ワールドチャンピオンズパック】に収録されました。
イラストは公式絵の杉森建さんのものを使用していますね。
ポケパワー(今で言う特性)は、XYのエルレイドの「さきよみ」と同じ効果です。
やっぱり4エネ要求のワザを持ってるんですね・・・火力は控えめ。LOの片鱗が見えます。
このカードは、パックのコンセプトの都合上FRLGの頃のシリーズになっているそうです。
正直よく分からん
8番目のボスゴドラは2008年12月26日発売、【時の果ての絆】にて収録されています。
イラストレーターは木村直代さん、旧裏の頃からポケカのイラストレーターとして活躍されています。
今はもう珍しいワザを3つ持つカードです。個人的には一番上のワザが結構好きですね。
DPtでは1種類のみの収録です。
9番目のボスゴドラは、2010年7月8日発売のパック【頂上大激突】に収録されました。
LEGENDシリーズもボスゴドラは1種類のみですね。
イラストレーターは姫野かげまるさん。「ポケモンカードになったわけ」でも有名ですね。
前のボスゴドラより下ワザの火力が下がっていてうーんといった感じです。20ダメージ減は少し偉そうです。
ここまでが第4世代。
次の第5世代、BWからが現エクストラレギュレーションで使用可能なボスゴドラとなります。
記念すべき10番目のボスゴドラは、2012年3月16日発売、【リューズブラスト】での収録でした。
イラストレーターは、福田正和さん。2004年からポケカのイラストを担当し色違いである☆のポケモンを全て描かれています。
このボスゴドラは、なんと言っても特性「やまおろし」に注目してしまいますね。
相手の山札をトラッシュに送るので、LOとしても使えるボスゴドラです。
ワザではまたコイン投げてる・・・しかも結構リスキーなような・・・
11番目のボスゴドラは、2012年11月16日発売の【みんなのWAKUWAKUバトル】に収録されました。
どこにも出回ってなかったこのカード、CL公認池袋大会の物販で新品未開封のWAKUWAKUバトルが何故か売られていたせいでなんとか入手できた思い出。
イラストレーターは、草嶋一さん。2001年、旧裏の頃からイラストを担当されています。
WAKUWAKUバトルに収録されているポケモンは、どのポケモンもエネルギーの割に火力がかなり抑えられてるんですよね。4エネ50or70ダメージは、うん・・・
12番目のボスゴドラは、2013年3月15日発売、【メガロキャノン】に収録されました。
イラストレーターは斉藤コーキさん。ボスゴドラだけでも2回目です。
エネは相変わらず重いものの、ここまでの中では一番戦えそうな性能をしています。
BWは3種のボスゴドラがいました。
13、14、15番目のボスゴドラは、2014年12月13日発売の【ガイアボルケーノ】に収録された
ボスゴドラEX
MボスゴドラEX
ボスゴドラソウルリンク
の3種類です。
ボスゴドラEXとMボスゴドラEXにはRRとSRがあるので、このパックには5種類のボスゴドラのカードが入っていたことになります。
イラストレーターは、ボスゴドラEXのRRがEske Yoshinobさん、SRが植田涼さんで、
MボスゴドラEXのRR、SRとボスゴドラソウルリンクは、5ban Graphicsさんでした。
ボスゴドラEXは、下ワザがかなり優秀で、メガシンカした後何らかの手段で使えるとかなり強かったです。
そしてMボスゴドラEX。ロマンと火力の塊。イカサマコインやビクティニ(特性 しょうりのほし)と組み合わせてなんとしてでもコインで表を出したいです。
そして2回とも裏で悲しみを背負う
ボスゴドラソウルリンクは、メガシンカのデメリットを消すのに必須級のカードです。
ブロアーやめてメガシンカしたらターン終わっちゃう
一番使ったボスゴドラがこのカードたちなので、結構思い入れもあって今でもこのデッキを崩せずにいます。
コイントス、心臓に悪いけど楽しいんですよね。
16番目のボスゴドラは、2015年1月30日発売、【コンセプトパック マグマ団VSアクア団 ダブルクライシス】に収録されたマグマ団のボスゴドラです。
マグマ団の、っていう所属先が書かれてないと闘タイプでカード化できないボスゴドラくん、そろそろ闘タイプでGXになってもいいのよ?
イラストレーターはTOKIYAさん。深夜に俺が勝手にナワバリバトルに乱入させていただいています。楽しいです。
BW以前のボスゴドラたちに比べるとワザの性能が格段にアップしていて感動するレベルです。エネ加速があれば強かったのかな・・・
余談ですが、マグマ団のザングースの背景や、ダイゴのスリーブにもボスゴドラがチラッと描かれています。
XYには6種類のボスゴドラのイラストがありました。
そしてSMへ。現行スタンダードレギュレーションです。
17番目のボスゴドラは、2017年9月15日に発売された【覚醒の勇者】に収録されました。
イラストレーターは、斉藤幸延さん。リアルすぎる肉の絵でバズったりしていますね。
ワザは、「リベンジほう」の火力が今ならいい感じに出せそうで面白そうです。
そして、現状最新の18番目のボスゴドラ。
明日、2019年2月1日に発売予定の【フルメタルウォール】に収録予定です。
イラストレーターは白井慧さん。大学に在学中からポケカに携わっているそうです。
上下ともに面白いワザをしていますね。
こんな面白そうなボスゴドラが遂に明日使えるようになる・・・
いやあ、WAKUWAKUが止まりませんね!
はい、剣盾編いきます。ボスゴドラGXは登場しませんでした。
19番目のボスゴドラは、2020年4月24日発売の【爆炎ウォーカー】にて収録されました。
イラストレーターはHasunoさん。ポケカのイラストレーターとしては2015年から参加されています。他に描かれたカードとしてはHANDのアンノーンやふくげんビームのオムスターなどが印象深いです。個人的にトップクラスにかっこいいボスゴドラのイラストだと思っています。咆哮ととエフェクトとポーズ全部が好き。
性能としては、技は相変わらず4エネ要求。特性はゲームでのがんじょうを再現したもので、メタルトランスやモミと組み合わせて不沈艦のように戦い続けることも夢じゃありません。ガラルジグザグマやインテレオンがいなければ・・・
公式ユーチューブチャンネルでカードリスト公開前に公開されたカードでもあります。
発売前に対戦動画が上がったカードでもありました。
また、あのポニータ石井の好きなポケモンがボスゴドラであることが発覚したのもこのカードからでした(これ以前に言及されている動画や文章があれば教えていただきたいです)。
20番目のボスゴドラは、2021年4月23日発売の【白銀のランス】で収録されました。
性能としては、MボスゴドラEXにもあった4エネ240ダメージが、まさかのノンキラで使えるように。ボスゴドラもインフレの波に巻き込まれているようです。山の主のような堂々とした歩きっぷりが可愛いですね。
イラストレーターはTeeziro(T字路)さん。ブラッキーVのSA等も描かれています。
今弾の【白銀のランス】、【漆黒のガイスト】よりポケカの公認イラストレーターになったそうです。
21番目と22番目は、20番目の再録と(22番目のみ)ノンキラ仕様とともに2021年12月17日発売の【スタートデッキ100】で収録されました。
遂に、久しぶりにボスゴドラの高レアが登場!
VやVMAXとして収録してくれるだけでも嬉しいのに、癖は強いものの最低限戦える性能で出てきてくれたことがとても嬉しいです。
久しぶりの動画出演も果たしました。
デッキ番号071のボスゴドラVMAXのデッキがアンケート上位のデッキとして対戦動画でも使われました。当然自分もボスゴドラに投票しました。
性能から見ていくと、ボスゴドラVMAXは上技が3エネで150ダメージを与えつつ相手の山札の上を1枚トラッシュするもので、バトル場のHPの低いポケモンを倒しつつヤレユータンやチルタリスで仕込んだカードや運次第で強いカードをトラッシュに送れるのが意外と便利だったりします。そんな使わないけど。
下技のダイトッシンは、5エネととても重いものの270ダメージという大ダメージを出すことができ、ほとんどのVstarやタフネスマントつきポケモンVを倒すことができます。
欲を言えばもう10ダメージ欲しかったですが・・・あと自傷ダメージいる?
ボスゴドラVの上技は、3エネでバトル場に90ダメージを与えながらベンチの2匹にも30ダメージを与えるもので、相手が非V軸のデッキや、ボスゴドラが相手の攻撃を耐えて生き残るなら強力な技となっています。大体生き残らないから強みを感じづらい・・・
下技は、5エネとやはり重い準備に時間がかかるものの、相手にダメカンが載っていれば300ダメージを出すことができます。技を使う前に相手にダメカンを載せる、というのが意外と達成しづらく、無条件で270ダメージのVMAXのダイトッシンの方が使いやすいなあと思ってしまいます。大体フュージョンエネルギーってやつが悪いんですけど。
イラストレーターは、ボスゴドラVMAXの方が5ban Graphicsさん。クリーチャーズの3DCGデザインチームには今まで様々な何枚ものカードでお世話になっていますね。
VMAXもかっこいい姿で出してくれてありがとうございます。
ボスゴドラVはPLANETA Mochizuki(望月重工)さん。株式会社プラネッタに所属されている方で、ポケカプレイヤーなら必ずお世話になっているクロバットVを描かれています。
前傾して突っ込んでいくイケメンのボスゴドラがめちゃくちゃ素敵です。
もとはプロモカードだったものの後のパックでSRやHRが収録されたメルメタルGXのように、後の再録を集めたパックでボスゴドラVMAXやVのSRやHRが収録されることを祈っています。
いかがでしたでしょうか。
皆さんもボスゴドラへ興味を抱き、好きになってくれたら幸いです。
また新しいボスゴドラが登場した際には、この記事を更新していくので、その際は当然更新部分からでいいのでまたよろしくお願いいたします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。